錦織、マイアミ大会初戦の相手は世界59位ベデネ。先週勝利した相手と再戦へ 錦織圭が"一番優勝したい"大会に挙げるマイアミOP。これまでの戦績は? 現地25日、「ATP1000マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月24日~4月4日/ハードコート)男子シングルス1回戦で、世界59位アルヤズ・ベデネ(スロベニア)が7-6(5)、1-6、6-3で予選勝者の世界178位トーマス・ファビアーノ(イタリア)を下し2回戦へ進出。この結果、第28シードの錦織圭(日本/日清食品)の初戦となる2回戦の相手はベデネに決まった。 ベデネはこの1回戦でサービスゲームのキープに苦労し6度ブレークされたが、接戦をものにした。 錦織とベデネは前週開催の「ATP500 ドバイ」3回戦で初めて対戦。その試合で錦織はサービスゲームで1ポイントしか落とさずに第1セットを奪取。第2セットはベデネが調子を上げたことで苦戦したが、リターンでプレッシャーをかけ続け、相手のダブルフォルトによりブレークに成功し、6-4、6-4で勝利していた。 また試合後に錦織は、「結果もそうですけど、自分のプレーがすごく安定してきていて、すごく自信になりますし、こうやって順調にプレーできているのは調子が良い兆候なので。この調子で、なるべくアップダウンがないように。今日みたいな苦しい場面でも取り切ることができたので、強くなってきていると思います」と語っていた。 錦織は2回戦を突破すると、3回戦で第2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と当たる可能性があるドローとなっている。チチパスは前週の「ATP500 アカプルコ」で準優勝を飾っている。 錦織圭(日本/日清食品)が第28シードとして出場の「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月24日~4月4日/ハードコート)。同大会には今回が11度目の出場となる錦織の、これまでの戦績を振り返る。 2014年は同大会5度目の出場だった錦織。当時は世界ランキング21位だった。 初戦から順調に勝ち上がった錦織は、4回戦で当時世界4位のダビド・フェレール(スペイン)との3時間5分に及ぶ激闘を制し、前年の雪辱を果たした。すると準々決勝では、当時世界5位のロジャー・フェデラー(スイス)をフルセット逆転で破る快進撃を見せた。(準決勝は、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)との試合前に棄権) ■2016年には準優勝 その後、当時世界6位として臨んだ2016年。準々決勝で当時世界16位のガエル・モンフィス(フランス)にフルセットの末に逆転で、そして準決勝で同大会初出場だった当時世界26位のニック・キリオス(オーストラリア)をストレートで破り決勝へと進出した。 決勝では、このとき同大会3連覇がかかっていたジョコビッチに立ちふさがれたが、この年の準優勝が錦織の「ATP1000 マイアミ」過去最高成績となっている。 ■怪我からの完全復活を目指す2021年、「いい思い出のある場所」で勝ち上がりに期待 前回出場した2019年は、初戦の2回戦で当時世界44位だったドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)に敗れた錦織。2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響によりツアーが一時中断、同大会は中止となったため2年ぶりの出場となる。 そんななかATP(男子プロテニス協会)が今大会前に行った、錦織へのマスターズ1000に関するインタビュー。その中で、一番優勝したいマスターズ1000の大会はという質問に対して錦織は「マイアミですね。近くに住んでいるというのもありますし。ジュニアの頃にもよく大会に出場したので、いい思い出もあります」と答えた。 その思い出の地で初戦となる2回戦で迎える相手はまだ決定しておらず、現地25日に1回戦を戦う世界59位アルヤズ・ベデネ(スロベニア)対 予選勝者の世界178位トーマス・ファビアーノ(イタリア)のどちらかだ。ベデネが勝ち上がってきた場合、錦織は前週の「ATP500 ドバイ」3回戦で破った相手との再戦を迎える。一方、ファビアーノの場合は初対戦となる。 なお、錦織は2回戦を突破すると、3回戦で第2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と当たる可能性があるドローとなっている。チチパスは前週の「ATP500 アカプルコ」で準優勝を飾っている。 前週の「ATP500 ドバイ」で今シーズン2度目のツアーベスト8進出を果たした錦織が、過去好成績を残している「ATP1000 マイアミ」で素晴らしいプレーを見せることが期待される。